はじめまして、EDAJIMAです。
少し、私の経歴から説明します。
一回目の転職では、元々、事務職では無かったため、仕事を一から覚えるというより、ゼロから覚えると言う感覚でした。教育体制が整った会社というより、たまたま、その時そこにいたメンバーが優秀な方が多く、丁寧にゼロから教えてくれました。しかし、優秀な先輩方は学校を卒業するように順番に退職していきました。何故だろう?と思いましたが、数年後自分も卒業証書を受け取る事に・・・
物凄く簡潔に言うと、何でもやらせてくれる、素晴らしい職場でした。
恐らく士業の領域以外、いや領域にも踏み込むような勢いで全て自前でやるような部署でした。(独占業務はやってませんが)もっとも、それは、経験豊かな上司や先輩メンバーが揃っての事です。知識も経験もある先輩方のもとで失敗を恐れずに仕事が出来たのは、素晴らしい環境だったと思います、特に経験値を積みたい私には、またとない環境でした。
管理セクションでは具体的に
- 営業事務
- 総務
- 経理
- 人事
- 法務
- 経営企画
を行い、採用活動や給与計算や決算業務はもちろん
- 廃業・新設
- M&A
- 裁判がらみ
- その他新規の案件
そんな中で、優秀な先輩方は、新しい仕事に積極的でなく、その手の案件は、いつの日か基本的に私の元へまわってくるシステムとなってました。その手の案件はだいたい、
集計→分析→報告
といった流れの仕事であり、主戦場はいつもエクセルでした。ある程度は使える自信はありましたが、いざ一人でデータ集める所から始めてみると、自分のエクセルレベルの低さに気付きました、帰れない・・・
キーボードを永遠とカタカタ・・・マウスを永遠とカリカリ・・・
これはマズイと思い、エクセル関数の勉強を始めます、転職前までにある程度の集計は自信がもてるまでになり、二回目の転職をしました。新しい職場では、少し鍛えたエクセルのスキルでバリバリ働くぞ!と意気込んで働き始めるも、前任者からの引継ぎでマニュアルには、アクセスや基幹システムのデータソースの説明ばかりでビックリ!なんじゃこりゃ!まったくわからない!後で聞いたが前任者の前職がエンジニアだったらしく、さっぱりわからないマニュアルがあった。
そこから、データを特定し、仮定の計算をして、試行錯誤すること二年間、やっと、何をどうしてるかが掴めた。ただ、それを簡単に集計できるスキルは当時の私には無く、キーボードを永遠とカタカタ・・・マウスを永遠とカリカリ・・・
どちらの状況もスキルの不足を時間で賄う結果となり、残業時間の多いブラックな環境であった。その状況を少しでも改善できれば、と思い学習を本格化させる。今となっては、なんて間抜けな事をしていたのだろうと思う事もあるが、中小企業でのビジネスの集計や報告の主戦場はエクセルであることは間違いなく、その業務を行う者にとって必須のスキルであると思っている。
現代はITの進化が著しくAIやDXという言葉も良く聞きますが、一部のIT先進企業以外では、今でもMicrosoftのエクセルやワードはビジネス現場の第一線で活躍してます。もちろん進化とともにエクセルよりも便利なソフトやアプリの登場もありますが、「たかがエクセル、されどエクセル」と思ってます。
ただの表計算ソフトではなく、エクセルを通して業務改善や数字に対する考え方が学べ、VBAで手軽にプログラミングを始める事ができます。「エクセルはこんな事しかできない」ではなく「エクセルってこんな事もできるのか!」と考えると、エクセルの可能性が広がると思います。
また、近年ではモダンエクセルといった便利なPowerQuery等の機能も追加され、更に可能性が広がりました。エクセルがある程度できると、日々の業務効率も改善する事が容易になります。
エクセルの学習によってもたらされる効果は
- 作業時間の削減
・残業時間の削減 - 自動化による転記ミスの削減
・機械が毎回同じ作業を行うのでミスはほとんどない - 業務改善が容易に行える
・論理的の業務内容を考える事が出来る
等々
「知ってると知らないでは大違い」
少しでもエクセルを学習すると、この言葉の意味がわかると思います。エクセル学習は効率化や業務改善はもちろん、そこで集計される数字が経営判断に使われたり、エクセルの使われ方が業務フローや会社業務に影響を与えていると思います。
エクセルを通して広くビジネスについて学べ、成長する事が出来る、ビジネスマンにとって強力であり必須スキルであると思いエクセルの学習をしています。
これから、エクセルやビジネスについて綴りますので、よろしくお願いします。