ブラック労働とホワイト労働
年収に目を奪われがちだが、鍵は「単価」
ブラック企業とか働き方改革とか良く聞くようになりましたが、
人それぞれで感じ方は違うと思います。
例えば
- 残業時間が倍に増えたけど給与は四倍
- 給与はそのまま残業時間だけが倍増した
- 個人事業なのでそもそも休みがない・・・
等々ありますよね。感じ方が違うのは「見てる指標が違うから」
という事が理由の一つとしてあると思います。
「時給単価」に絞って考えると特に一般的なサラリーマンの
コストパフォーマンスを図るのには一つの指標になると思います。
過去の環境をエクセルで数値化
以前の私の実体験を綴ると
- 就業規則では8時～17時までの8時間勤務
- しかし、始業は暗黙で7時前後
- 同じく就業も暗黙で19時以降
- 休みは日曜のみ(土曜祝日は交代制)
特に給料の高い会社という訳では無かったのですが、
色々経験させてもらえる職場だったので、当時は
ブラック企業とか、あまり深く考えませんでした。
職場の皆さんも同じ様に働いていたし・・・
具体的に数値にすると以下のようになります
一方、労働時間だけ一日8時間の一般的な数値に置き換えると
お分かりでしょうか、ちょっと極端かもしれませんが、
年間の労働時間に800時間以上の差が😱
エクセルで、これを基に単価の計算
先ほど計算した労BLACKの労働時間を基に年収が300万円だったと仮定して
単価を計算すると結果は【947円】となります。
一方WHITEの単価を計算すると【1,302円】となります。
年収に置き換えるて比較する
年収に置き換えてみましょう。
- 最初の条件は同じ年収300万円
- BLACKの労働時間は3,168時間
- WHITEの単価は1,302円
- BLACK労働時間ｘWHITE単価
なんと100万円以上の差が😭
時給単価はあくまで一つの目安です
実際の仕事には、他にも複雑な事情がありますので、あくまで一つの目安です、
例えば転職を考えたときに、参考になると思います。
(入社時には残業ないと言われて、実際にはある、って事も良くありますが)
この計算もエクセルシート一つでできます、全体像は以下の様になります。
この状況を考えるとエクセルで業務改善とか、出来る事はやったほうが良いのかな？
と思いますよね。ただ世の中には業務効率とは別の「残業」が無数存在します。
それでも、減らせる「無駄」は減らした方が良いのも間違いないですね。
ちなにみBLACK会社では残業代は支給されませんでした😭昔の話なので、
残業代が支給されれば、差は少し埋まりますね😀
BLACKな状況を変えるには
体験談でしかありませんが、BLACKな状況を変えるには
- 自分を変える(スキルアップや効率化)
- 会社を変える(転職や部署移動)
しかないと思ってます。突然、転職するのは、なかなか勇気が必要ですね。
ということで、長くなりましたが「エクセルによる業務改善」が
おすすめという事になります。時間的余裕ができれば考え方も変わります。
まあ、休日が少ない会社はどうしようもないので、転職も一つの選択肢と
して考えた方が良いですね。
時給単価の考え方も、知ってると知らないでは大違いだと思います。
実際にエクセルで自分の単価を計算するとビックリすると思います。
それでは、次回もエクセルで会いましょう。
