えだじまのエクセル&ビジネス雑記

エクセルとビジネス雑記について

損しない残業のタイミング

残業手当って毎月の月給にプラスされて少し嬉しいですね、もちろん貰った分の仕事はしていますが給料が増えるって嬉しいですね。でも、損してしまうタイミングがあるかもしれません😱

     

残業=ブラックではない

残業が多い会社ってブラックなイメージですよね。たしかにニュース等でも残業=ブラックみたいな報じ方は良く見かけます。

      

ただ仕事が無くて給料とか賞与を減らされる状況から考えると残業代は貰えるので悪い話ばかりでは無いですよね。しっかり残業代を貰える会社の話ですよ・・・ただ働きの残業だと本当にブラックになってしまいますが・・・

通常より割のいい時給

先ほども話しましたが残業代をしっかり払ってくれる前提だと、残業代って通常1時間1,000円で働く人が2割5分増しとなるので1,250円の時給となります。つまり1.25倍の時給単価となります。同じ時間働いて1.25倍になるって結構お得ですよね。だから、しっかり仕事があり労働時間を増やしても給料を増やしたい人にとっては残業ってとても良い制度ですよね。WinWinですね。残業は過去にも綴ってますので参考までに

 

edajimaheihati.hatenablog.com

 

edajimaheihati.hatenablog.com

 

給料には額面と手取りがある

先月は残業を○○時間もやったから給料日が楽しみだな~、なんて考える人も世の中には沢山いると思います。たしかに残業代はやった分だけ上乗せされるので給料は増えます。ただ給料が増えると必ず奴らが追いかけてきます。奴らが「手取り」に大きな影響を与えます。

    

そう一つは税金です。しかし、ここではもう一つの「社会保険」について綴ります。

     

サラリーマンは4月5月6月で決まる

社会保険の制度って「10万~11万円」は社会保険料が○○円で「11万~12万円」は社会保険料が△△円と言う決め方をしています。「標準報酬月額」なる基準で決められています。サラリーマンの「標準報酬月額」がどのように決まっているかと言うと標準報酬月額=(4月分+5月分+6月分) / 3 と言う3か月分の給料の平均で決まります。この金額に基づいて1年間の社会保険料が決まります。ちなみに、これを給与担当者の業務で「算定基礎届」と言います。つまり、この3カ月の給料で向こう1年分の社会保険料が決まると言う事です。

この期間は残業を避けるべき

単純に考えると、4~6月の残業は極力控えた方が損する可能性が減ります。この制度のとってもわかりにくいのが日本年金機構のHPにもありますが、算定基礎届に基づき決定した「標準報酬月額」は9月から翌年8月までの各月に適用されます。つまり社会保険料が増えるのは3カ月後から15カ月後となるのです。なので、ここらの知識がある程度ある人以外は気付きにくいと言う事です。一瞬、額面も手取り額も増えるが後でジワジワ手取り額だけが減って来るなんて事にも・・・

     

残業をするなら7月~3月!

と言う事で結論としては4~6月は残業しないで、他の月に残業した方が損しない可能性が高いです。まあ、自分で仕事をコントロールできればの話ですが、だいたいの場合は締め切りとかで残業を行っているので、そんなにうまくは行かない事が多いと思います。知ってると知らないでは大違いなので、この機会に是非、頭の片隅にでも入れておいてください。

     

こんな状態になって手取り額も減ってはやる気も出ませんね。適正な残業代で意欲的に効率的に仕事はしたいですね。

      

それでは、次回も「ビジネス雑記」で会いましょう。

 

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